出版社:ひばり書房
タイトル:SFミステリー 化物家族
作者:川島のりかず
サイズ:新書
状態:HIBARI148。1988年3月発行。小口ヤスリ強。カバー背上部微キレ。裏表紙、書込みを後から消した様子があり、左側の方、コーティングが痛んで毛羽立った感じになっています。

春花の顔に出来たできもの。それが広がっていくことで、仲の良かった家族に亀裂が走る…。
「奇怪なものに変身した自分を恥じて、社会環境に陰ながら迎合しようとする『変身』」とも、「変身したことで自分の欲望に生きることにする『毒虫小僧』」とも、違う道筋を辿る変身譚。
「家族が笑いあって終わる」というエンディングは、ある種非常に川島のりかず的、とも言えます。