出版社:東考社
タイトル: 怪獣決戦 神の使者(貸本)
作:橋本将次
サイズ:A5
状態:発行年不明。おそらく「怪傑ライオン丸」の影響で描かれた1972年辺りの作品と思われます。貸本に使用されていたもので、ビニールカバー・紐綴じですが紐は抜かれています。背イタミ・表表紙カバー破損強。蔵書表剥がし跡。小口は割とキレイ。ページハズレや落丁は無く、通読に支障はありませんが、貸本としてもイタミが全体的に強めであることをご理解の上、ご購入をご検討下さい。

ホームラン文庫人気作品。ホームラン文庫の刊行年を考えると66~70年辺りの発行のように思うのですが、そうなるとこの作品が「ライオン丸」に影響を与えている側、になってしまうのですが、うーむ？
少年・真一は神とライオンマンからの啓示を受けて、巨大ヒーロー・ライオンマンとコンタクトが取れるようになる。何故ライオンマンは現れたのか？怪獣が出て来るからだ！！
逆転の論理で現れた巨大ヒーローは、特に少年に力を貸されるでもなく、何となく出て来て何となく死闘を繰り広げる！相手はその名も「ゴスラ」！決してあのシンなんとかのアレではなく、アレよりも全然腕が長くムキムキパワータイプのヤツと死闘！！
…なんかいじる様な感じで紹介文を書いていますが、これ最高に面白い怪獣漫画です。表紙と遜色無いレベルで描かれたライオンマンとゴスラのラストの戦いは、バンバン見開きが使われ、大迫力。あまりに格好良くて顔がニヤけちゃう・とろけちゃう。

キレイな状態で大体値段倍くらい。貸本怪獣漫画の中でもイケイケな橋本将次作品、入って来るならココからです！！