出版社:福音館書店
タイトル:しろいむすめマニ アマゾンのいものはじまり
文:稲村哲也 絵:アントニオポテイロ
サイズ:B5絵本
状態:1992年2月発行。

こどものとも431号。
アマゾンのジャングル近くの村の昔話。皆褐色の肌なのに、真っ白い肌で産まれて来た娘・マニ。彼女はあっという間に大きくなるが、あっという間に死んでしまった。
決して怖い話では無く、「食べ物が出来るまで」という神話なのですが、異様に「死と死者」が生活に近い感じがなんとも怖くて…。ラストのページも、温かい眼差しとも、ゾクッとするものとも取れる様に思います。