出版社:ホーム社、集英社
タイトル:わたなべまさこ名作集 大介夢幻抄
作:わたなべまさこ
サイズ:B6ハードカバー
状態:1994年10月初版。軽小口ヤケシミ、見返しに前所有者らしき黒マジックによる記名。

女性誌でオカルトルポを連載する作家・早乙女大介が、仕事の途上で出会う、様々に怪奇な事象。連続短話・全8話。
…作中のイベントそのものはオーソドックスな怪異譚・伝説を「現代怪談」として読み替える面白いものながら、主人公・大介がお世話になってる編集者・加山みゆきに慕われながらも、実兄の妻に横恋慕しながらも、度々登場するゲストヒロインと割と行為までいってしまい...という「トレンディ」な所があり、個人的にはちょっと癇に障ります。