出版社:ぶんか社
タイトル:ベスト・オブ・ベスト　ホラーMプチ
作:アンソロジー / 関よしみ、竹崎真実、蕪木彩子、小野双葉、犬木加奈子、千之ナイフ
サイズ:B6コンビニコミック
状態:2003年9月発行。小口ヤケ強め。

ホラーM本誌で誌上投票でも行われたのか？「発表！みんなが選んだいちばん怖いホラーBEST6」というアオリの元、6作品で構成されるアンソロジー。作家の選出の仕方はよく分からないものの、確かに名作ホラー漫画揃い。

蕪木彩子、虫屋シリーズの1作となる「虫少女誕生」。プロットは「虫喰い」に似た、「女の子がキレイになるために変な虫の絞り汁を飲む」というものながら、変化の発現の仕方・変化の結末について、より具体的というか激しいというか…。
犬木加奈子「虫のおしらせ」。立て続けに少女の身の回りで、死者からのメッセージを受け取った…風の体験談を聞く。あまりにそんな話が多数続き、段々少女は周囲の人間の生死が分からなくなって来て。

自分の調べ不足の可能性もありますが、以上2作は単行本未収録。前者は電子版に収録されたものの、後者は特段電子化も為されていない筈。