出版社:集英社
タイトル: 夢みる機械
サイズ:A5
状態:1993年8月初版。

諸星大二郎SF短編集。サンコミックス版とは収録作品が全く違い、元版が不条理・ギャグ感の強かったのに比べて、タイトルから想像されるような都市生活の不安が強調されるような怪奇短編集に。しかも、近年出版された本と違って作者が自分で選んでいるため、確かなテーマ性を感じるセレクトです。「夢見る機械」「食事の時間」などに見られるスケール感、たまらんです。
ドラマ化の影響で、少し手に入れにくくなっています。
東京に来た時に「新宿の眼」、見たんですが、おかげで怖いこと怖いこと…。1