商品名:アンソロジー :まつざきあけみ、木元紀子、杉原那月等/ 大恐怖 ホラー特選集
出版社: 日本文芸社
タイトル:大恐怖 ホラー特選集
作者:アンソロジー 山本まゆり、木元紀子、渡辺保裕、杉原那月、まつざきあけみ等
サイズ:B6コンビ二コミック
状態:
ホラーアンソロ。特選集の名に偽り無し。
ネームバリューとしては山本まゆり・まつざきあけみ先生が強い所ですが、
個別に単行本の出てない木元紀子・杉原那月先生のそれぞれ掲載作品全部(3個ずつ計6個!)と、『ドカコック』渡辺保裕の1作とがそれぞれ威力強くてホラー的に大当たり。
杉原那月:「穴」…双子で美人の妹を羨む姉が、自分の嫌いな物を落とし込む謎の穴を発見。妹の物、口煩い母を穴に放り込んで行き、最後には。結局穴がなんだったのか、この謎展開を作った作者に戦慄。
木元紀子:「ストレス」…現代病が行き過ぎた架空の世界、行き過ぎたストレスにより人間の脳味噌が突如メリメリと音を立てて爆発する奇病が頻発。その事例の一つが、具体的なOLの暮らしから描かれる。爆発前に紫のブツブツが頭に浮かぶ、って描写が気持ち悪過ぎます。
渡辺保裕:「湿っぽい部屋」…なぜか大家に「このアパートに住んだ202号室の人」が歴代全部集められる。人々の共通点は。オチは見え見えですが、そこに至るまでの描写、進め方、圧巻。
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