出版社:マガジンハウス
タイトル:10月のプラネタリウム
作者:白山宣之
サイズ:A5
状態:1997年7月発行。軽小口軽ヤスリ。

白山宣之短編集。全体的に叙情的な雰囲気の作品が多く収録され、個人的にはこれぞ白山宣之、と感じる単行本です。
「稲生物怪録」を下敷きにした「平太郎お化け日記」は、タルホや水木しげる、とよだみのる等を含めたオマージュ作品全ての中で「少年期を思い起こすときの切なさ」が一番強く感じられる名作です。「DIORAMA」も、涙が出そうなほどのリリシズム。1