出版社:双葉社
タイトル:ペニス
作者:津原泰水
サイズ:文庫
状態:2004年３月初版。軽カバーイタミ。

男と女と、子どもと老人と、死体と霊と、大量の文字とペニスと、が出て来る小説。
ドグラマグラの様な推理小説的なものにも思えますし、マダムエドワルダの様な官能小説の様なものにも思えます。ただ、どういう小説かとかはどうでもよい話で、この本の単行本が出版されたのが2001年の日本・双葉社から出版された、というその事実をこそ、日本語話者である我々・日本の小説の読者である我々は喜ぶべきであって、喜ばしいことだと喜ぶのです。