出版社: 講談社
作者:マルチェロ・アルジルリ 訳:岩崎純考 絵:永田竹丸
タイトル:アトミーノは戦争がきらい
状態:昭和49年6月初版。カバー欠。軽小口ヤケシミ。

全ての元素から原子エネルギーを抽出する、というヤバい実験中に科学者たちが離れた隙に、猫が滅茶苦茶にボタンを押した結果、「エネルギーが自由意志を持ったものに形を変えた存在」、人型原子エネルギー・アトミーノが誕生してしまった！
莫大なエネルギーと争いを嫌う心を持つアトミーノが巻き起こす、珍騒動。
ちなみに、設定に手塚感を覚えた方は不正解で、1926年イタリア生まれの著者はアトムの影響下に無く、本作は「ピノキオ」に多大な影響を受けているそう。また、表紙絵に藤子感を感じた方は正解で、絵を担当した永田竹丸さんは藤子プロのアシ出身の児童画家。1