出版社:ひばり書房
タイトル:魔怪わらべの唄
作者:森由岐子
サイズ:新書
状態:HIBARI147。1985年3月発行。軽小口ヤケ。ヌレ本、というほど目立つものではありませんが、小口腹の下部ほぼ全域に薄っすらヌレっぽいシミヨゴレ。

『魔怪わらべ 恐怖の家』に同じ。
ヒロインが新興宗教の勧誘員(この主人公像だけで斬新)として訪れて、迷惑にも1時間も勧誘し続けた挙げ句、尿意を催してトイレを借りようとしたら「この家にはトイレが無いので帰って下さい」と言われるも、後生だから助けてくれ、と家中を走り回りトイレを探しまわるものの、見つからず。恥を忍んで野ションすることに。(さっさと帰れよ)
安定的にホラー漫画として面白い、森由岐子先生の作品群ですが、このマンガの前半部分のこの盛り上がりは他作品をぶっちぎっています。
どうやってココからホラーに持ち込むのか？スムーズにホラーが始まる辺りが、やはり森由岐子先生の手腕と言えましょう。