商品名:【再入荷】【大越孝太郎単行本未収録】ガロ 2002年10月秋号 「ベルナデット」
出版社:青林堂
タイトル: ガロ 2002年10月秋号 大越孝太郎単行本未収録「ベルナデット」
サイズ:B5
状態:2002年10月発行。小口天ヤケシミ強。表面軽ヤケシミ。裏表紙折れ。
ガロ2002年秋号。本号でガロは終刊。
大越孝太郎の他、掲載陣は畑中純・ねこぢるy・蛭子能収・津野裕子など。単行本を出すに到っていませんが、杜川螺子「妄霊惑星」は個人的に推し。死ななくなる奇病「極楽病」にかかった人達のコミューンの、独自で変な世界。緻密に隅々まで描かれた街の様子・体から変なぶるぶるしたモノがぞるると出て来る異様さは、逆柱いみり作品の気持ち良さに通ずる所があります。
大越孝太郎「ベルナデット」は平成九年に誌上にて発表されたものを加筆修正・再録したもの。ケッチャムや「ブラッドハーレー」よろしく、少女の悲惨な生き様をただただ「観る」という中々辛い作品。実際の事件を日本風に脚色・構成したものらしく、タイトルは実際に亡くなった少女の名。大越先生が「この漫画は特別な意義や意味を含むものではなく」と書き記していますが、個人的には「人間の悪意」「人間の感じる痛み」をこうした作品から知るのは、人間として生きる使命の一つではないかと思います。
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