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商品名:まんが王ふろく ビッグマガジン No.7 妖怪
出版社:秋田書店
タイトル:まんが王ふろく ビッグマガジン No.7 妖怪
サイズ:A5
状態:昭和45年7月、まんが王7月号付録。表表紙微キレ、軽いスレ・折れ・ヤケあるものの、昭和40年代の付録本としては非常にキレイな状態。
人気の高い付録本シリーズ中、後半でそれほど出にくい訳ではありませんが、「妖怪」特集ということで人気のある号。
全194ページ中、114ページが妖怪図鑑という構成になっており、妖怪絵は境木康雄、南村喬之の他、大映の妖怪三部作から画像を拾って来たりしています。世界編まで網羅しているのですが、佐藤有文『いちばんくわしい世界妖怪図鑑』から発生したオリジナルモンスター「モズマ」を採用している辺り、編集者の方が焦ってかき集めたような雑多さがあります。個人的には大好き。
また、二編収録されているマンガ作品はおそらくどちらも単行本化されていないもの。
小川保雄「寄生虫」。貸本劇画系の作家で、松本零士のアシに入っている作家。バイク事故で蘇った主人公の中には、主人公ともう一人「何か別のもの」が入っていた…。迫力のある影が印象的な作品ですが、時間が無かったのかラストの絵の迫力がストーリーを置いてけぼりにしている感があります。いや、でもこれは『寄生人』並のトラウマエンド。
さいとうあきら「未来へののろい」。学年誌にキカイダー・ライオン丸等を連載していた作家で、杉浦茂・横山・手塚等のアシ経験を経て最終的に赤塚不二夫に師事、絵柄がギャグ調になっていく作家ですが、こちらはまだ劇画の影響が強い作品。ハイキングに出かけた主人公達の一行、突如主人公が姿を消す。彼は時空のひずみに落ち込み、坊主によって呪われた一家が永久に死に続ける地獄の様な場面に遭遇する…。未来人が出て来たりと中々にアクロバティックな作品ですが、ともかくキャラクターの顔・手がど迫力。一家が妖怪に襲われるシーン、もう白川まり奈なんかを想起させる恐ろしさ。まぁ心無しかキャラクターに比して妖怪が模写した様なのっぺり感ありますけども。
イイ本です。
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